山村の自立を求めて | わくわく奥会津

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序論:美田を伝える

 

ー 子孫に美田を残さず ー

この格言は子や孫の自立心を損なう事への警鐘。「たわけ!」と叱責される語源は、田を分けて小規模化し経営が成り立たなくなる危うい選択肢。

しかし、少子高齢化=過疎化が進む農村は遊休農地化、荒廃化している。田で成り立たない農業法人の撤退は村で一番大きな田や村のど真ん中にある田が放置されてきた。田も畑も人間と同じで姿・形も性格も違う。

改めて、田んぼが果たしている村の歳時記の中で自然を相手に年中行事を生み出した祖先の営みを手掛かりにマネジメントできる術を生み出すしかないと思う。